「コンサートに行きたいが、一般発売のチケットは完売してしまった…。」というあなたに。
チケットを安全に譲ってもらうための9つの方法をまとめました。
まずやってほしいこと
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チケットの「戻り」を狙う
完売してから3日以内の場合、ぴあ・e+・ローチケなど正規のプレイガイドのチケットが復活する場合があります。
コンビニ支払いを選択したが入金されなかった、システムの都合でダブった、などの「戻り」のチケットです。
「戻り」のタイミング
チケットぴあ:チケット発売日の3日後(12/2(土)発売の場合は12/5(火)10:00~)
e+:チケット発売日の3日後(12/2(土)発売の場合は12/5(火)10:00~)
ローチケ:チケット発売日の3日後(12/2(土)発売の場合は12/5(火)10:00~)
※公演によって戻りが4日後の場合もある
一般発売当日に完売してしまった場合もあきらめず、まずは「戻り」のチケットを待ってみてください。
公式チケット流通サービス
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公式トレード(ファンクラブなどのチケット)
本人確認が必要なファンクラブチケットは、必ず公式トレード制度を利用しましょう。転売目的でなくても、公式トレード以外での融通は禁止されています。公式トレード以外の方法で譲ってもらった場合、入場できないことも増えていますのでご注意ください。
メリット:公式なので安心・安全。定価で購入できる
デメリット:良席を手に入れられるかどうかは運次第 -
定価リセールサービス「Cloak」
http://t.pia.jp/info/info-180411cloak.html
チケットぴあの定価リセールが「Cloak」という新サービスになりました。
クレジットカード/ちょコムで購入されたチケットに関しては、ぴあ経由でチケットを再販売することができます。行きたい公演に対してアラートを設定できるので、リセールが開始された場合も見逃しません。対象は発券前のチケットのみ。
完売していない公演の場合は、出品者はリセールサービスを使うことでラクに譲渡することができ、購入者は通常よりも良席を購入できるためおトクです。
メリット:定価で購入できる。公式サービスなので安心。
デメリット:対応している公演や出品数がまだ少ない -
チケトレ
チケットぴあが中心となって作った新サービス。
メリット:定価で購入できる。公式サービスなので安心。
ぴあのリセールが発券前のチケットのみなのに対し、チケトレでは発券済のチケットも融通できます。
ただし取引は定価のみに限られ(取得時にかかった手数料の上乗せも不可)出品者へのメリットが少ないため、流通数は少ないです。
基本的には本人確認が必要なチケットを合法的に売買するためのサービスと言えると思います。
デメリット:手数料が高い。(10%) 出品時の制約が多く、出品数が少ない。
チケットぴあ以外のプレイガイドで購入したチケットは出品期間に制限があるなど、使い勝手が悪い。
チケット売買専用掲示板
チケットの売買専用の掲示板も多く存在します。
ただ、筆者の経験上おけぴ以外はメールを送っても返ってこないということが多く、Twitterなどでやりとりした方が反応が早くて確実です。
メリット:定価~定価以下で取引できる
デメリット:メールやコメントの返信がないことが多い
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おけぴ
おけぴチケット救済サービス(定価以下限定チケット掲示板)
メリット:定価以下で取引できる
デメリット:演劇系の出品が多く、コンサートのチケットは余りない。
手数料を含めることも禁止されているため、出品者が必ず損となってしまう
※2017年12月7日のチケットキャンプの営業停止を受け、おけぴ以外のチケットの売買掲示板は軒並み閉鎖となりました。今後新規開設される場合もありますが、いずれにせよくれぐれも定価取引を行いましょう。
SNS
SNSでの取引は、住所などの登録や手数料などが不要な代わりに詐欺のリスクが高まります。
SNSでチケットを取引する場合は手渡しや代引きを利用した方が安全です。
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Twitter
「アーティスト名 チケット」「公演名 チケット」などで検索。
メリット:公演日が迫っている場合、SNSでお譲り先を募集する人が多いため便利。
「譲ってください」ツイートを出してもいいが時間が経つと埋もれてしまうため、「譲ります」ツイートを探した方が確実。
チケットストリートなどで売れ残ったチケットは公演当日Twitterに定価で譲りに出されることも多いため、絶対に定価以上の転売に手を出さないようにしましょう。
1万円を超えるフェスやアイドルのチケットの場合は詐欺も確認されているため、手渡しでの取引を推奨します。
普段からファンアカウントをフォローしておいたり、交流して相互フォローになっておくと、優先して融通してもらえることがある。
デメリット:信用できる相手か見分ける必要がある。普段のツイートややり取りの文面などから、信用できる相手か判断しましょう。
経験上、少しでも「ん?」と思った場合は取引しない方が安全です。
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mixi
アーティストのコミュニティでチケット譲渡・交換希望トピックを探す。
メリット:使用者が減っているので、見ている人が少なくて穴場
デメリット:信用できる相手か見分ける必要がある
mixiで当日手渡しを約束していた相手に、「やっぱり友達が行けることになったので譲渡できない」と当日約束を反故にされるということがありました。
メッセージで文句は言いましたが、会ったことない相手なので泣き寝入りです。
公演日前に取引する場合は、当日手渡しではなく事前にチケットを受け取っておいた方が安心です。
チケット専門の取引サイト
チケット専門の取引サイトでは、出品数が多いというメリットがある一方で定価以上の取引が多いというデメリットがあります。
サイトをこまめにチェックして、定価での取引が出品されていないか確かめましょう。
※2017年12月7日、国内No.1二次流通サイトであったチケットキャンプが営業停止となりました。チケットストリート、チケット流通センターについては現在も利用可能ですが、高額転売の温床となっているためくれぐれも高額転売の購入はしないようお願いいたします。
まとめ
公演日まで余裕がある場合はオークションや取引サイト、余裕がない場合はSNSなど、時期に応じて使い分けてみてください。
プラチナチケットの譲渡を見つけた場合も飛びつかず、詐欺ではないか落ち着いて確認してみてくださいね。
皆さんがチケットをGETしてコンサートを楽しめることを祈っております!