同人イベントでクレジットカード・電子マネー対応するメリット・デメリットまとめ

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様々な薄い本に対して小銭が飛び交う戦場の場・コミケ。
利用者の立場からすると、「電子マネー対応はよ」「PASMO使えたらな〜」という声をよく聞きます。
クレジットカードや電子マネーなどを導入する際のメリット・デメリットをまとめました。

コミケに個人サークルがキャッシュレスを導入するメリット

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購入者・頒布者共通

  • 小銭を用意しなくて済む
    100円〜500円程度の同人誌が多いため、小銭に崩しておく必要がなくなります。
  • さくっと短時間で買い物できる
    お釣りの計算が不要のため、電子マネーやQRコード決済であればさくっと買い物できます。(クレジットカード決済は通信にやや時間がかかる)

購入者側

  • 高額紙幣を持ち歩かずに済むため、盗難のリスクが少なくなる
  • お金がたりなくなって買えなかった…という経験がなくなる

頒布側

  • お釣りの渡し間違いや合計金額の計算間違いを防げる
  • お釣り・売上金の盗難の心配がない(コミケではよく盗難が起きる)
  • 重いお釣り・売上金を持ち歩かずに済む
  • キャッシュレスに対応しているなんて珍しい!と興味を持ってもらえる

コミケに個人サークルがキャッシュレスを導入する上での課題

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頒布側

  • カードリーダー代が高い
    Squareであればカードリーダー代4980円とはいえ、ただでさえイベント参加+印刷代で赤字の小規模サークルには負担が大きすぎる。
    定期的に活動している中〜大規模サークルで、ゲームや抱き枕など単価の高い品物を扱っている場合はクレジットカード決済を検討してもよいかもしれない。
  • 決済手数料が高すぎる
    Square、pCAT、Pixiv Payとどのサービスを利用しても決済手数料が3~4%程度かかる。
    500円を100冊売ると500×100×0.0324=1620円とかなりの金額を持っていかれる。
    よっぽど大規模なお金が動いたり、列が進まずに周りのサークルに迷惑をかけるといったことがないのであれば、「盗難のリスクを下げる」「短時間で買い物できる」というメリットがデメリットを上回るのは難しい。

購入者側

クレジットカード以外の決済に対応する場合、購入者側に事前準備の負担がかかります。

  • 事前に金額をチャージしておく手間がかかる(電子マネー・QRコード決済の場合)
    サークルスペースでは現金から電子マネーにチャージすることはできないため、事前に十分なお金を入金しておく必要があります。
    QRコード決済の場合はスマホでクレジットカードから入金も可能ですが、クレジットカードを持っていない・使いたくない人もいるため注意が必要です。
  • 事前にスマホにアプリを入れておく必要がある(QRコード決済の場合)
    まだまだQRコード決済は普及していないため、わざわざコミケのためにアプリの利用登録をしてくれるかどうかは疑問です。

おまけ:コミケにおけるクレジットカード決済・電子マネー・QRコード決済の注意点

「決済手数料が高い!」と思っても、下記は規約違反になるためしてはいけません。

  • クレジットカードを利用する場合のみ、決済手数料を頒価にプラスする
    ➡️「決済手数料が高い…」と思う場合は、頒布価格を一律値上げして設定するしかありません。
  • クレジットカードは○○○○円以上で使えますと、利用に制限を儲ける
    (※店舗でもやっているところは多いが、実際には規約違反)